If we look at the world around us from a slightly different angle, today would be a little more fun.

またひとつ始めます。

  アルバイトというアルバイトをしたことがない22歳です。明日からカフェバーで働かせていただくことになりました。わーい♡ 初めは都心よりでバイト先を探していたのですが、23区からは少し距離がある立川という立地を選びました。それにはこの頃の活動がとっても影響していて、そんな話をちょっと書きます。

JR立川駅前
  立川へと活動の足を伸ばし始めたのは最近のこと。多摩全体に関心はあれど、自分が関わるのは稲城市内で手一杯でした。昨年夏の初め、市内での活動を応援してくださっている方がある雑誌の市民リポーターをやらないかと声をかけていただきました。その雑誌というのが多摩地区(東京23区外)全域を対象としたタウン情報誌。2ヶ月おきに出版されるので、各号時間をかけて市民の声を拾い、取り上げる内容の検討に幾度も話し合いを重ねます。

初めはお手伝い程度に…、と軽い気持ちで会議へ参加したのですが、これがとっても面白くって!今までにもコラムを書かせていただいたことなどあったのですが、雑誌の内容を作って行く作業を間近で見るのは初めて。読者に伝えたい、届けたいと思うことをどうやって数ページに凝縮するかっていうのがとても楽しい作業でした。気付くといくつかの記事を任され、あちらこちらと取材へ出向いていました。稲城市にフォーカスした号であったこともあり、市内の方々との接点が増え、今までに知らなかった稲城市をたくさん教えていただきました。

そんな稲城号をきっかけに今日(4/15)発売の「東京・多摩のおみやげ」特集号、6月発売予定号にも関わらせていただくことになりました。この頃慌ただしく写真を集めたり記事を書いているのが6月発売のもの。そのテーマが「多摩ではたらく」です。なかでも私が担当しているのが「つながる」というキーワードの仕事。

その取材を進める中で「はたらく」という目線で多摩を見たことがなかったなぁと気付きました。漠然と、多摩でひとつの経済圏が完結したらいいのに…と思っていましたが、自分が多摩で働こうと考えたことがありませんでした。仕事柄、一カ所に落ち着いて勤めることが出来ないという理由もありますが。今回、この号への参加が「多摩ではたらく」ことを考える大きなきっかけになりました。

  JR立川駅はご存知の方も多いかと思います。改札を出たコンコースからデッキが広がっています。ルミネ、伊勢丹、高島屋など主要商業施設とモノレールの駅、少し離れたホテルなどを結ぶ遊歩道です。立川を訪れる多くの人がこの遊歩道で繋がった場所で全て済ませてしまうのではないでしょうか。私自身もデッキを降りてすぐのユザワヤへ行くのがせいぜい、大通りを渡って駅前の一角から出たことは数えるほどしかありませんでした。

ひょんなことからとあるカフェへ二度ほどお邪魔させていただき、お話うかがわなければ知らなかったことがたくさん。最初に伺った時と二度目に立ち寄った時、いらっしゃる方は全然違ったのですがみなさんお知り合いのよう。友達の家に来たような井戸端会議をしているような、ちょっと不思議な感じ。その独特の雰囲気の中で、「立川に広がっているゆるやかなつながりってこれか!」と肌で感じることができました。

駅前のショッピングビルからは想像出来ないような商店の繋がりがいまだにあったり、地域の方が以前の街を語ってくれたり。私も立川で働きたいなーと思いました。思ってしまったので立川で働くことにしました。一件決まりかけていたバイトを失礼ながら辞退して、新たに面接を受けたのがcafe BURU7 bar。無事採用の声をいただき、明日が初出勤!特定の場所に勤務するというのが初めての経験なのでドキドキです。

飲食も接客も経験のない(どころか、履歴書に書いた職歴がまったくもって異色な。笑)私を快く雇ってくださったので、早く一人前に役に立てるように頑張ります!しばらくは覚えることばかりであたふたと店内を動き回ることになりそうですが。さやちゃんの集客に貢献するよ!っていう優しい方はぜひ遊びに来てください。私はランチタイムにいます。ただし来るなら来月にしてください。多少は様になった頃に。好きな街の好きなお店で働かせていただくので、心からの笑顔で楽しんで勤めるつもりです!

ちなみにお客として来てた頃大好きだったのはロコモコ。サルサソースですよん♡

そんな報告でした。あ、『多摩ら・び』の「東京・多摩のおみやげ」特集号、私は大して書いておりませんが、多摩の美味しいものや地酒など載っております。私も知らなかったものだらけ。どこかで見かけたらぜひぜひ手に取ってみてください。そして、私にとって色々なきっかけとなった稲城号の読者感想も掲載されています。稲城以外の市民の方に「稲城、行ってみたい!」と思っていただけたこと、とても嬉しいです!自分たちが作ったものがこうして誰かの手にちゃんと届いていること、そこに感じる喜びを忘れることなくこれからも頑張っていこうと思いました。

おしまい!

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