If we look at the world around us from a slightly different angle, today would be a little more fun.

世界のポストたち

おはようございます。少し肌寒くて7時前には目が覚めました。すっかり秋めいて空気が冷たい!起きてすぐに窓を開けると、ひやりとした風が全身を包んで気持ちがいい。

さて昨日、ある撮影の打ち合わせを終え『世界のポスト』という写真集をいただきました。世界の○○シリーズは大好き。世界のドア、世界の包み紙。世界の庭… どれも各地の特色が豊かに反映されていてお気に入りの本ばかり。

昨晩はそんな素敵写真集を電車の中でじっくりと、そして寝る前にもう一度見ました。ポストってのは面白くって、私たちが思う形だけがポストではないんですね。ここでいうポストは、郵便ポストも郵便受けも含めていますがどちらも場所によって本当に様々。ドアの脇にかけてある紐(?)にひっかけるだけのものもあれば、浮き島のような家のドアから海面に向かって伸びる階段の脇にひっかけてあるざるのようなものも。


気にいったモノを2つほど紹介しようかと思います。

まずはこちらの並んで立っているポスト! それぞれが違う家宛、どうしてこんあ風に道の真ん中に並んでいるのだろう…。と思ったのんですが、こういう写真は多かったです。本の表紙の写真もですが、数件分のポストがまとめて並べてある場所は多いよう。東京で言うマンションの集合ポストみたいな感覚なんでしょうか。(比べるにしてはこちらがお洒落すぎる。) 道ばたの壁に突然ポスト群がかけられているような場所も多いようで、この雑多な感じがけっこう好きです。とくに左から2番目。なんだかうねうねかくかくした支柱。アンバランスそうで真っすぐと立ってる。なんと言ってもこの手作り感。目をこらしてよーく見ていると、木の棒に釘でガンガン打ち付けただけのポストはけっこうたくさん。引っ越して来たときに作るのかな。それぞれのセンスがきらりと光るのに、こうして集まってもきちんと調和がとれてるように見える。そういえば高さがだいたいみんなそろってるね。同級生みたいで素敵。少し空いたスペースはだれか引っ越しちゃったのかな?
 こんな風にポストの集合場所があると、朝新聞を取りにいけばご近所さんと顔を合わせることもあるんじゃないかな。そういう日常の繋がり方っていいなと思 う。自然と会話できる。「あれ?ここ3日くらい郵便取りに来てないみたいだけど…」なんてお隣さんを心配してみたり。村的な繋がり方はすごく好き。


こっちはまたすこし変わったタイプ。顔になってる!ぱっちり開かれた目にはまつげも。少し高めの鼻に、あんぐりと手紙を待つ口。その下の濃い青の三角形はあごひげ?よく見たらまゆげもある。ユーモアたっぷりのこのポストも、どことなく手作りの香り。もともとある顔のポストにまつげやらひげやら書き足したのかな?

私だったらなにを書き足そう。したまつげは書きたいな。唇は厚いから受け口の周りは赤く塗ろうかな。あ、でもそもそもこんなに鼻高くないや。

こうしていろんなポストの写真を眺めてると、なんだかそれが自己紹介になってるみたいに見えて来て自然と笑顔に。青が好きだよー!とか、めいっぱい大きな郵便を放りこんでちょうだい!とか、それぞれがなにか伝えてるみたいでとっても楽しい。

いいな、私もポスト作りたいな。我が家はマンションだからすぐには叶わないけれど、いつかポスト作る。手紙は大好きだから、みんなが「ここに届いて欲しい、このポストの中に入り込みたい!」って思わせるようなポストがいいな。めいっぱい愛情込めて作りたい。みんなからの手紙を最初に迎える場所だから。


そんなことを思いながら、そろそろ支度しないと。せっかく早起きしたのにまだ実はパジャマなんだ。急いで準備して出かけます。少し早めに行って久々に朝コーヒー飲みに行こうかと。何着よう何着よう何着よう。

have a gooood day :-)

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